一年前

胃に癌が見つかり、手術ですと言われて入院したのは昨年のこと。
1月31日入院、2月1日手術．．．でした。

手術ロボット ダビンチのスケジュールに空きが出て、どうですかと
問われて決めたスケジュール。繰り上がった感じで、検査や術前説明が
駆け足で行われ、とっても気ぜわしく進んでいました。

術後一年、まだまだ体調が安定しておりませんが、もう一年
経ったんだぁ．．．と思うとともに、生きていられるだけでもうけものなのかも
なんて思ったり。

＜＜今日のミスド＞＞
意を切除。

その影響は大きく、食生活は一変。
どうなることか。食べられるものに大きな制約が出るのかも。

そんな不安でいっぱいでしたが、一年経って回復してきました。

ゴディバとコラボなミスドのドーナツ。
ふふふ、気持ち悪くなることなく食べることができました。

うん、おいしいなぁ。

インナースキャン

単なる体重計ではなく、のって体重のほか体脂肪率や
筋肉量、水分量などを計測してくれる体組成計。

体重計売り場に並んでいますが、そのお値段は
単純な体重計の10倍ほど。
はっきり言って、お高く感じます。

しかし売っていた電気店、リニューアル予定のため
店内一層のセール開催中。
2割引きになっておりました。

うーん、どうしよう。

＜＜今日の計測器＞＞
胃癌手術で胃を切って、体重がガクンと落ちて
体重他体の状態が気になる日々。

測ったからと言ってどうなるものではありませんが、
体の傾向をみるために筋肉量や組成の情報を見ておきたかったり
しております。

セールは来週の中まで。

どうしようかなぁ。悩みます。

寒さに慣れたよ

昨年の1月7日、胃カメラを飲んだ時の生検の結果を聞きに病院に。
そこで「癌」の認定を受け、専門病院への紹介状をもらいました。

　　え？ どうすれば？？ どうなるの？？？

土日があり、成人の日があり、紹介先の病院への連絡ができず、
連絡をしてから初診までの時間ができてしまい、ただただ不安な
日々を過ごしていたことを思い出します。

じーっとしていてもふさぐだけ、朝もはよからテクテクと歩いていたっけ．．．

＜＜今日の霜柱＞＞
昨年テクテク歩いていると、足元には霜柱、池の水は凍っておりました。
対して今年、氷点下になっていても 霜柱．．．ないなぁ。
水面に氷？ ないなぁ。

いまのところ、昨年に比べると結構暖かいのかも。

吐きだす息は白くなりますが、大丈夫大丈夫。

一杯でも

さむーい本日。
車で移動し、とちゅうパーキングで休憩。

お昼時間、目の前にはおいしそうな温かいラーメンが．．．

よろこんでいただきましょう！ と言いたいところ、
しかし手術で胃が小さくなっている今、果たして
これを食べてしまって大丈夫だろうか？

ダンピングをおこしちゃうと、しばらく動けないぞ。

＜＜今日のラーメン＞＞
大盛や具材がたくさんはダメでしょう。
辛い物やこってりしたものも危ない。

少量、すっきり醤油 だったらいいんじゃないかなぁ。

子供用も考えましたが、普通サイズにチャレンジです。

寒い中、温かラーメン、おいしゅうございました。
お汁を飲んでは危険なので、ちょっと口をつけるぐらいにとどめ、
よーく嚙んでいただきました。

うん、大丈夫大丈夫。

黒に注意

うっ！ 黒い．．．

トイレでびっくり。
便が真っ黒。

昨年夏、まだ胃癌を認識していなかったとき、真夏のトイレで
真っ黒に出会いました。ワインを飲んで黒っぽく ということは
ありましたが、あまりにも真っ黒。ドロッとしたオイリーな感じも。

今考えると、これは癌が進行し、血管に食い込んで出血していたのだと。
癌が栄養を得るため、自ら血流を呼び込むのだとか。
上部消化管で出血した場合、便は真っ黒。タール便と呼ばれるものになり、
下部消化管の場合には真っ赤になります。

で、これはもしかして再発．．．

＜＜今日のイカ墨＞＞
ドキッとしましたが、原因は昨夜食べたイカ墨パスタ。

イカ墨は消化できず、そのまま排出されるので真っ黒に。

消化されないことを応用して、食べてからどれぐらいで排出されるか
腸の働きを推し量る手段にもなるそうです。

いやぁ、びっくりしましたです。

残り一枚

月カレンダー、残り一枚になりました。

12月突入です。

昨年の今頃は胃の痛みに耐えつつ、胃カメラ検査を
待っていましたっけ。その胃カメラで見つかって、
今年は年始から大変でした。

鬼に笑われちゃうかもしれませんが、再発なんてことが
ないといいなぁ。

＜＜今日のツリー＞＞
マンションエントランスに、クリスマスツリーが
お目見えしました。

飾り付けはご自由にとなっているところ、あっという間に
子供たちが飾り付けちゃいました。

突然の腹痛

お夕飯を食べ終わろうかというとき、腸にごろっと違和感を感じました。
なんだか胃から何かがこぼれ落ちるような感触も。

間もなくして腸がグーグーと活発に動くような感触と、
これに伴って何とも言えない痛みが．．．

胃癌手術で胃の2/3を切除しておりますが、
その後遺症として現れる症状なんでしょう。

これまで気を付けて、たくさん食べないようにしていましたが、
だんだんと慣れてきて、普通に量も増やしてきていました。
が、今日は閾値を超えてしまったのかも。

＜＜今日のダンピング＞＞
これが早期ダンピングなんだろうなぁ。

いままでこんなひどい腹痛に襲われることなく
過ごせていたのは、とっても幸せだったのかも。

腸が断続的に痛みを発し、お腹を押さえて丸くなっているしかない
とにかくイタイ。グーっと圧力がかかっているような
鋭い痛みが押し寄せてきます。

いやいや、これはつらい。

良くなってきたと思って油断しちゃいけないんだな。

参考: イラストでわかる管理栄養士国家試験対策！ダンピング症候群
https://omisuke.com/dumping/

夜のおやつ

夜なのに、寝る前なのに．．

ああ、そこで甘いものを口にする。
とっても罪悪感を感じませんか？

癌で手術してから、胃を切ると消化・吸収の能力が落ちるので
寝る直前にものを食べるのは控えましょう。
と言われていることもあり、さらに罪悪感倍増。

もっとも食べたいと思えなかったのでこれまで
食べたりしませんでした。

が今日、ちょっとチャレンジ。

＜＜今日のティラミス＞＞
一人前はさすがに無謀。
でも「プチ」なちいさいカップケーキなら
大丈夫じゃないかな。

これまた濃いのは、胃が慣れるまで控えてと言われた
珈琲も、一緒にいただきますですよ。

うーん、罪悪感がいい感じでおいしさをパワーアップ！
ちょこっとですが、大変満足することができました。

飲むか食べるか

何か食べたいなぁ とか、おなか減ったなぁとか、
そんな食を誘因する機能は胃が担っているのだとか。

意を切ってしまうと、その欲求を発生する機能が
失われてしまい、食が細くなる．．．
なんてのを手術前に見ておりましたが、まさに今の
自分がそんな感じ。

「食べたい」とか、「おなか減ったぁ」とか、そんな
欲求が生まれない。そればかりか、お弁当やお惣菜を見ても
食べたいとかおいしそうとか思えません。

マヂかぁ。

＜＜今日の呑み＞＞
しかしなぜかアルコールへの欲求はこれまで通り。
今日はバーボンがいいなぁ とか、暑かったから炭酸＋アルコールでなにか
のみたいなぁ とか、確実に欲求があります。

　　意を切るとアルコールで酔い方が変わるので注意

というのも見ておりました。最初こそちょっと
変な症状が出ましたが、現在は全くそんなことはなく
おいしく飲んじゃっています。
ま、確かにつまみはほとんどなしですけどねぇ。

体重が減り続けているこのところ。お酒とともに何かをつまむようにして、
アルコールをうまく活用です。

6ヶ月点検

癌を切ってから5年は経過観察があります。

再発・転移は2年から3年の間が多いとか。
その間半年ごとに検査と診察が続きます。

その「6ヶ月点検」を受けてきました。

今回のメニューは採血、レントゲン、超音波。
採血では腫瘍マーカーのチェックも入り、
超音波は前回の検査と執拗な比較がされます。

なにも出ないといいなぁ。

＜＜今日の判定＞＞
午前中に検査、検査結果がでてから
主治医の診察となります。

検査後しばしの待機ののち、診察に呼ばれます。

さてさて、検査結果は．．．。

　　「合格」です。また半年後。

いくつか問診ののち、問題なしの判定。

やったぁ！ セーフ！！
次の検査は半年後、12ヶ月点検ですな。
次回は 血液、CT、胃カメラ かぁ。